社員&仕事紹介:編集 - 光村図書出版 - 採用情報2018

光村図書出版 - 採用情報2018

編集:﨑本 由美

編集:﨑本 由美

教科書に対する思い、仕事のエピソード

教育現場で教科書をつくる仕事を意識

小学校の頃から学校の先生になることが夢でした。そこで、大学では教職課程を履修し、中学校の社会科、高校の地理歴史科を教える資格を取得。学校の授業をサポートするボランティア活動にも力を入れてきました。しかし、教育実習やボランティアで訪れた学校現場で、教科書が子どもたちに与える影響の大きさを実感。先生の授業づくりを裏方としてサポートする「教科書をつくる仕事」を意識するようになりました。数ある教科書出版社の中で、光村図書を志望したのは、自分自身が最も心を惹かれる教科書をつくっていたからです。

美術好きの子どもたちを増やしたい

所属する美術課では、中学校および高校の美術の教科書と先生方用の指導書を編集しています。企画立案から掲載する作品の選定、編集委員とよばれる専門家の先生方への相談、原稿の執筆依頼など、教科書を作成するために必要なあらゆる業務を担当します。また、作成した教科書に寄せられる社内外からのお問い合わせに対応することも、大切な仕事です。常に心がけているのは、子どもたちが美術を好きになってくれるような教材をつくること。芸術作品として昔から国内外でその価値を認められてきたものだけではなく、現代の作品も積極的に扱うように心がけています。例えば、高校の美術の教科書には、現代のアーティストのミュージックビデオが掲載されています。こうした、生徒にとって親しみやすい作品を意識して掲載することで、一人でも多くの生徒たちに美術を学ぶことのおもしろさを感じてもらいたいと考えています。

現場の先生や子どもたちの声が励みに

先生から高い評価をいただいたり、研究授業などの見学で生徒が食い入るように教科書を読んでいる様子を目にしたりすると、やはりモチベーションが上がります。もちろん、自分の提案した企画が通り、実際に教科書に載ったときの感動も格別です。学生時代に美術を専門に学んでこなかった私は、配属された美術課でなかなか自分の企画に自信をもてずにいました。しかし、経験を重ねるにつれ、少しずつ「現場の声」を根拠とした提案ができるようになり、自分の企画が採用される機会も徐々に増えてきました。先日は、自分が担当した「自画像」のページについて、学校の先生から「ここに載っている言葉は生徒に必ず朗読させるよ」という、うれしいコメントをいただきました。

わたしの目標

教科書は魅力的な授業のきっかけになる

最近、教科書に掲載された作品について、ある先生にこんなことを言われました。「自分は学生時代、この作品を見て美術の道に進もうと心に決めた。教科書に載せてくれるようになったから、自信をもってこの作品を授業で扱うことができる。今度、頑張って授業をするからぜひ見に来てよ」。実際に教室に出向いてみると、そこには熱い言葉で作品について語る先生と、それに一生懸命耳を傾ける生徒たちの姿がありました。一つの作品を中心にして、活気のある授業が展開されている————。このようなすてきな場面に立ち会うことができ、「授業づくりをサポートしたい」という、この仕事を志した理由を再確認できました。一方で、教科書がとても多くの人に読まれているがゆえの怖さも感じています。教科書という媒体の性質上、書き方を誤ると、載せた作品や文章だけが「正解」として認識されてしまうおそれもあるのです。影響力が大きい分、その責任を感じながら慎重に仕事を進めなければいけないと、いつも自分に言い聞かせています。

生きることを豊かにしていける教科書を

光村図書では、言葉や芸術など、子どもたちの心の成長に深く関わる教科を主に発行しています。子どもたちがそうした教科に親しみ、学びを深め、生きることを豊かにしていけるような教科書をつくることが、私の目標です。教科書は、子どもたちが選んで買うものではありません。だからこそ、彼らが知らずに通り過ぎていたかもしれない作品や価値観と出会える可能性がある。そんな貴重な機会を与えられる仕事に、大きなやりがいを感じています。心に響く教科書をつくることは、子どもの未来、さらには日本の未来をつくることにつながります。そんな大事業の一端を担うこの仕事を、責任をもって進めていきたいと思っています。

わたしの一日
わたしの一日
  • 9:30

    出社。メールのチェックをして、各所からの問い合わせに対応。

  • 10:00

    編集作業。紙面に掲載する作品・写真の選定や原稿整理。

  • 12:00

    お昼休憩。会社のある目黒駅周辺には美味しいお店がいっぱい!

  • 13:00

    課内会議。自分の選んだ作品・写真、整理した原稿の内容を相談。

  • 16:00

    編集作業。会議を受けて再度整理。掲載作品について著作権者に掲載許諾の手続きを行う。

  • 18:00

    退社。書店に行ったり、美術館に行ったりしています。

コミュニケーション

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