デジタル初めて物語 - 光村図書出版 - 採用情報2018

光村図書出版 - 採用情報2018

デジタル教科書

2005(平成17)年に日本で初めて教科書のデジタル化を実現した光村図書。現在もデジタル教科書のリーディングカンパニーとして、業界を牽引しています。すでに実用化されている電子黒板やプロジェクターを使った指導者用デジタル教科書に加え、現在はタブレット端末などに対応した学習者用デジタル教科書の開発を本格化させています。未知の分野を開拓する開発メンバーに話を聞きました。

デジタル教科書ならではの機能で
新しい授業スタイルを提案したい!

馬場「教科書を大きくクリアに表示したい」。開発コンセプトはプロジェクターを使って教壇の先生が利用する提示型の指導用ツール。そこから試行錯誤を繰り返す日々がスタートしました。こんなことができたらおもしろいのではないか、いや、こっちの方がおもしろいのではないか。どうせなら、学校の授業を大きく変える可能性があるものをつくりたいと考えました。そうしてできあがったのが、初代平成17年度版デジタル教科書(指導者用)です。

山路 私は初代のデジタル教科書が発売された翌年の2006年にシステム開発担当として入社しました。入社前に、デジタル教科書を作っているのは光村図書だけと聞き、どんなことができるのだろうとワクワクしたのをよく覚えています。私の担当は、デジタル教科書のシステムとユーザーインターフェースの設計です。つまり、どうしたらデジタル教科書が利用者にとって使いやすいものになるかを考えています。例えば、教科書本文をマーキングしたり、挿絵を拡大したりするときの、より良い表示や動作方法を考え、外部のプログラマーと協力しながらシステムを完成させていきます。最近は、教科書のページを横方向にスクロールさせて表示し、紙ではできない「ページをまたがった表示」、さらにページをまたがったセンテンスを四角い枠で囲むツールを開発したのが印象深いですね。デジタル教科書ならではの機能を考えることは、とても重要で、大きなやりがいを感じています。

恩田私は2011年に入社して、現在はコンテンツ制作を担当しています。コンテンツといっても紙の教科書の中身をつくる仕事とは少々異なります。教科書の骨格となるテキストや挿絵は、紙の教科書の編集部が長年培ったノウハウを生かしてつくったもの。それをデジタル技術でどう表現するかを考えるのが私たちの仕事です。具体的には、教科書の内容に沿った資料や「ワーク(アクティビティ)」などを提案しました。私の最初の担当は国語の文法でした。主語と述語、主語と形容詞の関係などを直感的に理解できる「ワーク」とはどのようなものか、先輩社員や編集部と相談しながら制作しました。

安田私も2011年に入社してすぐに、中学校英語のコンテンツ制作を担当しました。私たちの最大のミッションは教科書を単にデジタル化することではなく、デジタル化することで学習効果を高めること。それは、デジタル教科書を使った授業全体を面白く、魅力あるものにする取り組みともいえます。そのためには、先生方が教室でどのようにデジタル教科書を使っているかを知る必要があります。私は大学時代に教育を専門的に学んだバックグラウンドがないので、教室での指導の様子をイメージするのは難しかったですね。そのため、メンバー間でデジタル教科書を使った模擬授業をプレゼン形式で行って、使用感を検証したりしました。

新入社員も企画からデジタル教科書の
開発現場に携われる

恩田小・中学校の授業を見学させてもらえる機会もあります。自分が携わったデジタル教科書が実際の教室で使われているのを見るのはうれしいし、モチベーションも上がりますね。

安田先生から直接いただく意見も貴重なアドバイスになります。自分が工夫した機能について「使いやすい」と言っていただければうれしいし、「もっとこうしてほしい」という要望も励みになります。

恩田1年目から現場で一定の権限を与えられ、企画段階からデジタル教科書づくりに携わることができるなんて想像もしていなかったので、大きなやりがいを感じました。もちろん、その分、責任も重大ですが……。

山路実際、若手ふたりは入社後すぐに即戦力として活躍してくれました。例えば、開発中のデジタル教科書の不具合のチェックを頼んだときも自分とは違う観点で確認をしてくれるので本当に助かりました。指示したこと以上の成果を上げようという意識の高さを感じますね。

新しいアイデアは大歓迎!
「まずはやってみろ!」という風土がある

馬場デジタル教科書はもっともっと学校教育に貢献していけるものだと思うので、新しいアイデアは大歓迎。メンバーから積極的な提案があれば、「まずはやってみろ!」という風土がプロジェクトチーム内にあります。その点で他者と同じことをしていても満足できない、何か新しいことをしたいという意識のある人はこの仕事に向いていると思いますね。若手ふたりも地図のない航海のような仕事にプレッシャーを感じることもあるのではないでしょうか。

恩田それが実はプレッシャーは感じていなくて、現場でメンバーと一緒に答えを見つけていく期待感のほうが大きいですね。むしろ、プレッシャーがかかっているのは、山路さんのほうでしょうか。

山路確かに、システム担当の責任は重大です。いくら優良なコンテンツがあっても動作が止まってしまっては台なしです。教育現場で使われるという大きな責任を感じながら、スムーズで安定した動作を追究しています。教科書の出版社12社とシステム開発会社で組織するCoNETSというコンソーシアムで、デジタル教科書のインターフェースを統一する取り組みに参加したときは、各社で異なる仕様の長所を持ち寄って、デジタル教科書の未来の設計図をつくる作業に大きなやりがいを感じました。

馬場デジタル教科書はまだまだ黎明期。「教育とデジタルツールの融合」に未知の可能性を感じています。弊社のデジタル教科書に含まれる「ワーク」などの機能をフル活用することで、日本人が苦手としている「自分で考え、自分で発信できる力」の養成にも貢献できるでしょう。

恩田私は、教室内で友達同士や先生とのコミュニケーションがもっともっと活発になるような仕組みを考えてみたいと思います。

安田デジタル教科書が普及することで、児童が輪になって授業を受けるようなスタイルが定着するかもしれません。そんな教育現場の未来を変えるような新機能をつくり出してみたいですね。

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