座談会 教科書編集の魅力 - 光村図書出版 - 採用情報

光村図書出版 - 採用情報

座談会 教科書編集の魅力

  • 角田 泰地

    第一編集部国語課
2019年入社

  • 高橋 千尋

    第二編集部英語課
2017年入社

  • 佐保 文章

    第一編集部国語課
小学校国語副編集長
2011年入社

  • 吉田 岳矢

    第三編集部書道課
2011年入社

教科書の出版社があることを知らなかった!?

吉田高橋さんは、いつ頃光村図書に興味をもつようになりましたか?

高橋出版業界と教育業界を軸に就職活動を行っていたのですが、あるとき友人から、教科書を作っている光村図書がおもしろそうだと勧められました。そこで、改めて調べてみると、小学校時代に大好きで、今でも大事にとっている国語の教科書が、光村図書のものだと気づきました。それで私も、こんなふうに誰かの記憶に残る教科書を作りたいと思い入社を志望しました。

角田 泰地

第一編集部国語課 2019年入社

教科書編集は未経験。現在は中学校の国語教科書の宣伝資料や、先生が使う指導書など、関連資料の制作を担当。

吉田実は私も全く同じで、小学校・中学校時代に光村図書の国語の教科書を使っていて、どこか心に引っかかるからと、捨てずにいたんです。就職活動のときに、改めてその教科書に興味をもったのが入社のきっかけになりました。角田さんは、大学院で教育学を専攻していたようだけど、光村図書のことは知っていた?

角田私はもともと国語の教員を目指していました。授業や教育実習などで、様々な教材を扱う中で光村図書を知りました。教科書編集という仕事を知って、多くの子どもたちに影響を与えられる可能性があるこの仕事に魅力を感じるようになりました。

佐保私は別の教育系出版社から転職してきました。そこでは営業を4年、編集を7年半経験していたので、業界で実績のある光村図書のことはもちろん知っていました。教科書に携わりたいと思うようになったのは、東日本大震災がきっかけです。それまで教員向けの専門書を作っていたのですが、震災後、子どもたちの大変な状況を見たときに、もっと子どもたちの近くにある出版物で教育に貢献したいと思うようになりました。

吉田佐保さんは、光村図書が全国シェアの約6割を占める小学校の国語の教科書をずっと担当されていますよね。この大きな影響力のある仕事で意識していることはありますか?

佐保国語の教科書作りは、どんな材料を使ってどのように言葉の教育を行うかを考える仕事だと思います。図書館や書店に行き、どんな文章だったら子どもたちの言葉の力がつくのかを考えながら、その材料を本棚の端から端まで探し回ることもあります。それでも見つからないときは、作家や専門家の方に書き下ろしを依頼します。この教科書で学ぶ全ての子どもたちにいい影響を与えられるように、そして万が一にも国語の学習で誰も嫌な思いをすることのないように、題材や表現を丁寧に見ていく必要があります。

高橋 千尋

第二編集部英語課 2017年入社

主に中学校の英語教科書の編集を担当。教科書編集がひと段落し、現在は指導書の企画考案、宣伝資料の作成を行っている。

高橋国語と同じく、英語の教科書編集でも先生に依頼して英語の文章を書き下ろしてもらうことがあります。ただ、多くの英文は、先生と編集部とが一緒に考えて作り上げていくので、その点は英語ならではかもしれません。また、2020年から小学校の英語が「教科化」します。英語が苦手な子や、嫌いな子を作らないために、英語のアニメーションを用意するなど、楽しく英語が学べる工夫を教科書に盛り込んでいます。

吉田我々編集部だけではなく、編集委員の先生や、教育現場の先生と議論して、学習効果やページの意図を話し合って作っていくのは、教科書ならではのおもしろさだと思いますね。

角田私は入社してまだ1年も経っていませんが、教科書は本当に様々な方が関わって一つの形になるんだということを改めて実感しています。

佐保あとは、一般の書籍の編集と違う点として、子どもが読むものを大人が選ぶというところに、教科書編集ならではの難しさがあります。先生には、「この学習でどんな力が身につくか」をアピールする必要がありますが、本当に重要なのは、実際に教科書を使用する子どもたちの心にどれだけ訴えられるかということなんですよね。

自分が携わった教科書が使われている現場を見る喜び

角田完成した教科書の魅力を知ってもらうため、編集部の思いを学校現場の先生に伝えることも教科書編集ならではの仕事だと思います。多忙な先生に、短い時間でどれだけ魅力を伝えられるか……。教科書の宣伝資料を作りながら、試行錯誤を続けています。

佐保宣伝資料作りにも独特の難しさがありますよね。角田さんは、実際に学校の授業を見に行ったりもしている?

吉田 岳矢

第三編集部書道課 2011年入社

入社後、中学校・高等学校の美術教科書の編集を5年経験。現在は小学校・中学校の書写教科書と高等学校の書道教科書の編集に携わる。

角田はい。先日は授業の研究会に行きました。現場の先生が何を必要としているのか、教育の難しさをどこに感じているのかを実際に見て学べることもおもしろさの一つだと思っています。

佐保自分たちが作った教科書を通して、先生と子どもたちがどのようなやり取りをしているかを見られることは、この仕事の大きな醍醐味ですよね。

吉田まさにそうですね。実際に教科書が使われている現場を見ると、とてもうれしい。

高橋私も、自社の教科書が使われているのを見ると、涙が出そうになるくらいうれしいです。最近は、コミュニケーションを中心とした、活発で楽しい英語の授業が増えています。教科書がその助けとなってほしい、という思いで編集作業をしています。

佐保子どもたちのことを思いながら手探りで進める教科書編集では、子どもたちの反応一つ一つが大きなヒントになりますよね。「あの授業でつまずいていたあの子にとっても、もっとわかりやすくなるようにしたい」という思いが根拠になって、編集が進んでいく。現場で気づいたことを次の教科書に盛り込むことができるなんて、他の出版物ではなかなかないことですからね。だから、どんなに忙しくても現場に向かう時間は取りたいと思います。

佐保 文章

第一編集部国語課 小学校国語副編集長 2011年入社

別の教育系出版社で11年半の経験を積んだ後、光村図書に入社。以来8年にわたり、小学校の国語教科書の編集を担当。

吉田教科書の出版社だから、会社全体が「子どもたちのため」ということを目指していますよね。この考えに共感できる人には、とてもやりがいのある仕事だと思います。

佐保確かに、総合出版社だとどの部署に配属されるかによって世の中に発信するメッセージも変わります。それと、例えば小学校の教科書は一学年60万冊以上が流通します。これほどの発行部数の本はなかなかないですよね。そういった意味でも、教科書会社は、教育や子どもたちの未来に興味がある人にとって納得度の高い選択肢になると思います。

角田教科書はより広く子どもたちの元に届く媒体だと思っています。自分が関わったものが多くの子どもたちに読まれるというのは、かけがえのないことだと感じます。

高橋教科書は好きだろうが好きでなかろうが、子どもたちの手に届くもの。教科書を通してその教科がもっと好きになる子どももいれば、逆に苦手だと感じてしまう子どももいるかもしれません。広く子どもたちに届けるものだからこそ、大きな責任を感じます。

若手も自由に発言できる社風がある

吉田高橋さんは入社3年目になるけど、光村図書は、どのような社風だと感じますか?

高橋社員同士、互いの考えを積極的に認め合う雰囲気がありますよね。打ち合わせのときなども、若手だから発言しにくいということはないし、全員が自由に発言しています。よい提案があれば聞き入れてもらえるし、悩んでいるときにはアドバイスをもらえます。

角田私は今、個人的に演劇にハマっていて……。高校生による演劇がホットな話題となっているので、中学生の国語の教科書にも、戯曲や芝居に関する紙面を作れたらいいなと思っています。こういう意見も取り入れてもらえますかね?

佐保すごくいいアイデアだと思います。前の編集長はすごく落語が好きで、教科書にも落語の要素を入れていたことがありました。それには、もちろん理由もあって、国の教育政策と合致しているところがあったんです。自分の好きなものをもっていると、どこかで絶対に仕事とつながってくる。また、光村図書の社員は、学ぶことに対して敬意をもっています。だからそれぞれが考えてきたことや、学んできたことを認め合える風土があるのだと思います。

吉田光村図書の社員は、一人一人が個性的です。出版業界志望者は文系が多い印象かもしれませんが、この会社には理系出身者もたくさんいます。それぞれが自分の強みやおもしろさを生かして社会にプラスのインパクトを与えられるのが、教科書作りの魅力です。

高橋教育業界と出版業界に興味がある人なら、必ず大きなやりがいを得られる会社だと思います!

今後の目標

  • 角田 泰地

    自分がおもしろいと思った題材を収録した教科書を作り、子どもたちに読んでもらいたいです。子どもたちが他者への想像力を養えるような、そして、自分たちでも学び続けられるような教科書を作れるようになりたいと思います。

  • 高橋 千尋

    英語の教科書が、さらに多くの学校で使ってもらえるように、より魅力のある英語の教科書を作っていきたいです。そして、全国の子どもたちが、自分の携わった教科書を使って学んでいる姿を見たいと思っています。

  • 吉田 岳矢

    “本物”を伝えたいという、作り手のこだわりや思いが、光村図書の教科書にはあふれています。教科書が子どもの頃の私に影響を与えたように、子どもたちの心に響く教科書を、これからも作り続けたいと思います。

  • 佐保 文章

    子どもたちの未来が明るいものになってほしいという思いで、教育に携わるようになりました。教科書という媒体を通して子どもたちの成長に貢献し、この国の教育現場、ひいては幸せな社会に貢献していきたいと思っています。

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