社員&仕事紹介:編集 - 光村図書出版 - 採用情報

光村図書出版 - 採用情報

編集:藤澤 英

編集:藤澤 英

教科書に対する思い、仕事のエピソード

多くの人に影響を与える光村図書の教科書

子どもの頃から読書が好きで、本に関わる仕事がしたいと考えていました。さまざまな出版社を調べるなかで目に留まったのは、国語の教科書で有名な光村図書。私自身、小中学校9年間を通して、光村図書の国語の教科書を使用していたことを思い出しました。それまで手に取る機会のなかった向田邦子さんのような大人の世界を垣間見せてくれる作家の作品と出会うきっかけとなったのも、国語の教科書でした。現在は、国語課に所属し、小学校の国語の教科書や先生方用の指導書などを編集しています。企画立案や掲載する作品の選定、執筆者への原稿依頼など、教科書を作成するためのあらゆる業務を担当します。編集業務のほかに、日々、問い合わせへの対応も行います。その中には「あの頃教科書で読んだ、こんな話を探している」といった相談が多く、人々の心に深く残る作品を届ける仕事なのだと実感しています。広く多くの人に読まれる教科書だからこそ、身の引き締まる思いをもって業務にあたっています。

小学生にとってのわかりやすさを考える

初めて制作に携わった紙面は、学習活動と読み物がセットになっている単元でした。国語の教科書づくりでは、掲載作品の作者から原稿をもらうだけではなく、編集部が一から作成するページもあります。私が担当したのは、そのうちの一つ。読み物に至るまでの学習活動をステップごとに解説し、流れをつくるというものでした。自分なりに考えた五つの構成案を編集長に提出するも、どれも不採用。どうすれば子どもたちが効果的に学習に取り組めるのか、紙面に落とし込む作業の難しさを感じました。このとき先輩から教わったのは、①読者となる小学生がわかる言葉で書くこと、②初めて読んだ小学生が理解しやすい流れをつくるということ。何度も指導されるなかで、どうすれば子どもたちの思考に沿った流れになるのか、ひたすら考える作業が続きました。教科書をつくるうえで重要なポイントを、この業務を通して学ぶことができました。

人との関わり合いのなかで、教科書をつくる

編集業務を行うなかで、教科書に掲載する作品の作者に直接会う機会がありました。その方の作品に対する熱い思いを聞き、感動したのを覚えています。人柄や考え方を知り、作品を読み返してみると、教科書でもっと伝えるべきものがあると思うようになりました。そこで、私は、どうすれば子どもたちに作者が本当に言いたいことを伝えられるか、どうにかしてその思いを反映できないだろうかと考えました。作者の方と何度も話し合い、擦り合わせをしました。作者の思いを、子どもたちにわかりやすく伝えるのも教科書の編集業務の一つです。そのことを、身をもって実感した印象深い思い出となりました。

わたしの目標

尊敬する先輩方のようになりたい

小学校国語教科書に掲載する作品は、どれも小学生に向けた表現でなければなりません。そのため、掲載するうえで、作中の表現を直すこともありました。そうした場合、編集部員が作者に修正依頼をし、表現の代替案を提示します。ある文学作品を担当した際に、気になる表現がありました。それは、「向こうに〇〇が見えます」という一文。何のことはないフレーズのように感じますが、編集部の先輩が「向こうには〇〇が見えます」に変えると、より情景に広がりを感じられるようになるね、とひと言。このことを作者に伝えると、「本当にそうね」と言ってもらえました。これまで、文章を読むときはただ受け取るだけでしたが、編集者の立場になり、たった一文字の違いでこんなにも印象が変わるのだと気づきました。そして、この一文字の言葉の力を知る編集部の先輩は本当にすごいと思ったエピソードでした。他にも、社内には頼りになる先輩がたくさんいます。それぞれに得意分野があり、スペシャリストとして活躍しています。そんな頼れる先輩方に助けられながら、いつか自分の強みといえる分野を見つけ、その道のスペシャリストになりたいと思う日々です。

教科書を通して自分の言葉を見つけてほしい

光村図書の教科書は、「言葉」をとても大切にしています。私たちは、新しい「言葉」を知ることで、自分の中の思いに初めて気づくこともあります。また、誰かのことを知りたい、理解したいと思ったとき、誰かに自分のことをわかってほしいと思ったとき、「言葉」は不可欠なものです。しかし同時に、自分の思いを「言葉」にすることは簡単なことではありません。だからこそ、子どもたちが自分をより深く知るため、そして誰かとより深くわかり合うための「言葉」を見つけることができる、そんな教科書をつくりたい。それが、私の大きな夢です。

わたしの一日
わたしの一日
  • 10:00

    出社。お問い合わせのメールをチェックし、返事を出す。

  • 10:30

    課内会議。本全体の構想などについて、アイデアを持ち寄り話し合い。

  • 12:00

    お昼休憩。同期と一緒に目黒でランチ。

  • 13:00

    編集作業。自分の担当する紙面のレイアウトなどを考える。

  • 16:00

    打ち合わせ。作成した紙面案について課員に相談し、OKが出るまで修正作業。

  • 18:30

    退社。好きな作家のトークイベントを見に行くなど、自由な時間を楽しんでいます。

コミュニケーション

ページ上部へ