教科書編集はチームプレイ。編集委員、作家、画家、写真家、デザイナー、印刷用データを作成する協力会社、デジタル教科書では実際にプログラムを開発する協力会社も関わります。チームの中心にいるのが編集開発職です。みんなの力を結集して教科書を作成します。
WORK 01
編集委員と編集部員が総出で教材探しをします。たとえば国語なら、図書館に何日も通い、どの編集者も100冊、200冊と当たります。題材が見つかったら、その題材で作者に書きおろしをお願いすることもあります。教材のねらいや掲載する学年の子どもの発達段階を踏まえて、作者とともに原稿を練り上げていきます。
WORK 02
挿絵や図版、写真などの手配をします。挿絵や写真は、発表されている作品を掲載する場合もありますが、多くは、教材のねらいに沿ったものを書きおろし・撮りおろしします。画家や写真家と連携して、最良の挿絵・写真を作成します。また、図版などは、色覚特性への配慮などユニバーサルデザインの観点を踏まえて色や線の使い方を工夫します。
WORK 03
紙の教科書のQRコードからリンクする動画やデジタル教科書に収録する動画を制作します。動画制作は企画を練ることから始まります。教材のねらいに沿っているか、動画である意味はあるかなどを考慮します。企画が通った後は、台本や絵コンテの作成、撮影スタッフの手配、出演者のオーディションや撮影への立ち合いも行います。
国語辞典、漢和辞典、類似語辞典に加え、最新のデータベースで情報を確認します。
アイデア出しをはじめ、文字やレイアウトの修正・試行錯誤にも大活躍です。
デジタル教科書の挙動や、QRコードコンテンツを確認するのに欠かせません。
画像の編集、紙面構成のアイデアづくりや組版などに使用。編集に欠かせない道具です。
研修期間
3か月間の研修で社会人として光村図書の社員として必要な知識やスキルを身につけます。
育成期間
ここからOJTが始まります。育成担当リーダーが仕事や生活のよき相談相手になります。
入社後1年で新入社員研修期間が終わります。